オーダーエントリーシステム導入の是非
こんにちは。
いつもEasyPOSスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
サポート担当の鹿嶌(カシマ)です。
今年も早いもので6月になり、先週末には九州地方に続いて、関東甲信地方も梅雨入りしたようです。
梅雨というと、雨が降り続いて憂鬱に感じる人も多いと思いますが、日本の四季を感じられる時期であり、何より水不足の回避、農作物の成長のためには無くてはならない季節です。また、湿度が上がると肌が潤い、雨が降ると紫外線の量が格段に減るそうです。(私は全く気にしたことがありませんが)良いこともたくさんありますね。
見方を変えると、憂鬱な気分も晴れやかになり、気持ちよく過ごせるのではないでしょうか。
さて、先日訪れた居酒屋で、見方を変えることは大切だと感じることがありました。
席数は40席くらいで、決して大きなお店ではないのですが、私が入店してからすぐに満席になり、ホールにいる4人のスタッフさんは、ずっと忙しく動き回っていました。
これだけ忙しいお店ならば、厨房に注文を伝える手間を省くために、オーダーエントリーシステム(POSレジ用語集 http://easypos.jp/words/)を導入したほうが良いのではないかと思ってみていました。
しばらくして、丁度私のジョッキが空になり、追加オーダーをしようとした、まさにその時、
「お代わり、同じものでよろしいですか?」
とスタッフの方が注文を受けてくれました。あまりに絶妙のタイミングで、注文したいものも当たっていて、心を読まれたかのような気分でした。
その後の追加オーダーも、都度テーブルまで来てもらわなくても、アイコンタクトで通じるほど、サービスが行き届いていて感動しました。オーダーエントリーシステムを使っていたら、この感動はなかったと思います。
また、お店の雰囲気を思い返してみると、厨房に注文を伝える大きな声に、とても活気がありました。これもオーダーエントリーシステムを使っていたら作れない雰囲気だと思います。
飲食店では、店舗の広さ、席数によって、オーダーエントリーシステムの導入を検討されることが多いのですが、店内の業務効率だけでなく、雰囲気やサービスの面で、どのような店にしたいかという点に目を向けることも大切だと思います。
客単価を高めに設定している店や、オシャレな雰囲気を演出したい店では、事務的、機械的な印象があることや、ファミリーレストランなどと区別するために、オーダーエントリーシステムを使用しないことがあります。
今回、私が訪れた店のように、業務効率よりも店内の雰囲気作りに目を向けて、あえてオーダーエントリーシステムを導入しないという選択もあるのではないでしょうか。
EasyPOSでは、さまざまな角度から、お客様のお店作りに協力させていただきたいと思います。
是非ご相談ください。